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[珍本] 精神外科学専門書(ロボトミーマニュアル)



【精神外科学とは】
精神外科学とはその名の通り、精神医学かつ外科学です。
「ロボトミー手術」が特に有名です。
詳細はこちら→https://ja.wikipedia.org/wiki/精神外科
当時(この本は1949年刊)は向精神薬が未発達であったという状況は考慮する必要があるのかもしれません。


【蔵書】
ブログ主が所蔵している奇書「JOHN F. FULTON著 FUNCTIONAL LOCALIZATION IN RELATION TO FRONTAL LOBOTOMY」です。
現代では不可能な人体実験のデータも掲載されているので、脳外科学の世界では貴重なものかもしれません。




2016年10月4日lobotomy01

表紙を開けますと、著者本人のサインがあります。
◯◯さんへ、のような部分の個人名は墨入しました。◯◯さんとは、とある日系人医師です。
著者のサインはもしかするとご遺族に権利があったりしてと考え、3つの線を入れてあります。
なかなかレヤなサインではないでしょうか。
Heart with warm regard
John F. Fulton
Christmas
1949
と記載されています。
本の内容を想像すると全くハートウォームしません、、、
※正しくは「with warm regard」とのことです。Mさんサンクスです。




2016年10月4日lobotomy02

中表紙です。
バーミンガム大学の医学部にウイリアム・ウィザリング教授職というものがあるそうで、記念講演が毎年行われるそうです。




2016年10月4日lobotomy03

目次です。
100ページ以上に渡ってビッチリです。




2016年10月4日lobotomy04

こんな感じの図(Wattsさん作)が掲載されています。
頭頂方向に前方から13cmに向かって、目尻の3cm後ろの位置から6cmの位置にヘラを入れて右下の用に動かして脳の前頭葉を破壊する方法が説明されています。




2016年10月4日lobotomy05

こちらは続くページに掲載されている脳の図です。
例えば3bのラインで切断すると患者(ヒト)は死亡するので(死亡したので)注意すべきだそうです。
下の方に少し写っている文面に、目の内眼角からアイスピックを脳に刺入する手技をWalter Freemanが1948年冬に開発した旨記載されています。

その他、現代では不可能と思われる人体実験のデータが多数掲載されています。
このまま綺麗な状態で保管できるか、という問題もあり、国立国会図書館あたりに献本した方が良いだろうかと思案中です。



2016年10月4日lobotomy06
<参考>アイスピックを内眼角に刺入するWalter Freemanの施術画像







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