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Unlucky Morpheusのアルバムは残念ながら不良品


ご本人たちのお耳に届けばいいなあ、、という思いから、敢えてスパイシーなタイトルにしました。
過去記事で、私が唯一鑑賞できる女性ボーカルものとして挙げた「Light Bringer」さんと同じボーカルさんのバンドです。
同人音楽というそうで、自費出版に近いのかな?程度の理解ではありますが、「Unlucky Morpheus」さんの楽曲も高く評価しております。
ですので、勿体ないという思いが非常に強いです。
私にミックスダウンの音源を頂ければ全身赤く塗って3倍のクオリティでマスタリングしたものを納品できます。



【不良品とは】
新しいリリース順に「Rebirth Revisited」「Vampir」を聞いていて、ミチミチ、、、というような音がした気がする方がおられると思います。
これは気のせいではなく、マスタリングのミスによるものです。



【マスタリングのミス】
・音が大きすぎる
これにより再生環境によっては音が割れてしまい、ミチミチ、、、のような異音に繋がります。
・音圧が大きすぎる
音圧を上げると迫力はでます。同じボリュームでも大きな音に聞こえます。しかし音のダイナミクスは失われ、大きな音でノッペリしてしまうのです。
リスナーが聴く際には音が大きいと思えばボリュームを下げますので、音圧を上げすぎて大きな音に聴こえる分下げてしまい、結果残るのはダイナミクスが失われたノッペリサウンドだけ、となる場合が多いです。
テレビCMなどを意識した音源では目立つように音圧を上げ気味にする事がありますが、Unlucky Morpheusさんの最近のアルバムはそれどころではない事になってしまっています。



【実データ採取】
では、ひとまず計測した実データを見てみましょう。
順に、Vampir冒頭3曲、Rebirth Revisited冒頭3曲、となります。

2016年7月25日unkimo01_vampirtrack2

2016年7月25日unkimo02_vampirtrack3

2016年7月25日unkimo03_vampirtrack4

2016年7月25日unkimo04_rebirthtrack2

2016年7月25日unkimo05_rebirthtrack3

2016年7月25日unkimo06_rebirthtrack4

RMS Integrated:平均RMS、曲を通しての平均したRMS(音圧の目安)
RMS Momentary Max:瞬間最大RMS
Max Peak:音の大きさの最大値
Max TruePeak:デジタル処理では見落としてしまう真の最大音量

・RMSは大きくてもせいぜいマイナス8が限度ですが、マイナス5.9〜マイナス3.7とあまりにも大きすぎます。これはダイナミクスが失われる事に繋がります。
・ピークは0を超えてはいけません。超えると音が割れます。ところが、いずれも0.8〜1.1と過大になっています。これがミチミチ、、、という異音の原因です。



【原因】
原因はリミッター・マキシマイザーでつまみを上げすぎてしまった事です。
言い方を変えますと、つまみを下げるだけで回避することができる問題なのです。



【まとめ】
大抵の音源はリマスターで修正出来ますが、この手の問題は修正不能です。せいぜい最大音量を下げてミチミチ異音を回避する程度しかできません。
次回作以降は改善される事を祈るのみです。

公式サイト
http://sound.jp/ankimo/






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