記事一覧

世界初? Siemens MKLの解剖画像


容量抜けダメージ品があったので、小型のダイヤモンドカッターで開腹してみました。
その際に撮影した画像です。
画像内の日付どおり、平成26年の作業です。
開腹したのは銀色タイプのSiemens MKL 10uF/63Vです。


まずは画像から。

2016年7月22日mkl01

2016年7月22日mkl02

2016年7月22日mkl03

2016年7月22日mkl04

2016年7月22日mkl05



【開腹作業をした感想】
・内部の巻がものすごく堅かったです。今までにも色々ダメージ品を開腹してきたので、もっと簡単にいけると思いましたが、えらく時間が掛かりました。
・カットしている間、酢酸のような臭いが強かったです。恐らくラッカーの成分が粉末状になり漂ったと推測しています。
・そのままでは巻きしめられたままの銀色の塊状を維持していたので、わざとほぐして画像のようにばらけさせました。
・強くしっかり巻きしめられているものは良い音である、という意見がありますが、MKLは文句無しに強烈にしっかり巻きしめられていました。



【追記】
ラッカーフィルムじゃなくて紙?と思われた方もおられると思います。
厳密には「ラッカーを浸潤させた紙」です。
米軍が「Laquer Film Capacitor」=「ラッカーフィルムコンデンサ」を試作した報告書によれば、そちらでもやはり紙にラッカーを浸潤させて製造していました。
ですので、紙にラッカーを浸潤させたもの=ラッカーフィルム、という表現で構わないようです。
米軍の製造法で驚いたのは、ラッカーを浸潤させた紙を機械で自動的に送るのが技術的に困難であったようで、乾き具合を目視で確認しつつ手作業にて製造機械に送ったとの記述がありました。
これが米軍に採用されたのかどうかは不明です。






Amazonでさがす。
楽天市場でさがす。
Yahoo!ショッピングでさがす。
サウンドハウスでさがす。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

uskd

Author:uskd
こんにちは。理系の技術屋です。
記事のお題がバラバラですので、右下のカテゴリを使って下さいませ。
左上の記事一覧をクリックすると時系列で一覧表示になります。
楽器と電子部品はどちらにするか迷ったものもいくつか御座います。

.

最新記事