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これで決着 低線量被爆は健康に良いのか悪いのか


世間ではなんの知見もなく、低線量被曝はむしろ健康によい、いや悪い、という意見を唱える人がいます。
見ていてもううんざり、、というわけで、ブログ主が最終解決を図るべく、真実を記載します。


【放射線の被爆による影響とは?】
大まかに2つに大別できます。
・遺伝子に直撃し、それを破壊する事によるダメージ。
・体内において電子を吹き飛ばす事によりフリーラジカルが発生、これは非常に反応したがりなので、フリーラジカルにより遺伝子他が損傷。


【理想的な環境放射線量は?】
ゼロです。
実際には環境放射線というものは多少存在し、そこそこ強い地域もありそこで暮らしていても特に問題は起こりません。
しかしこれは、人体が修復機能を持つのである程度の被爆は問題にならないというだけであって、理想の放射線量はあくまでもゼロです。


【外部被爆と内部被爆は意味が全く異なる】
しばしばこれらを一緒くたに語ってしまっているケースが見られます。
外部被爆:環境中に放射性物質が存在し、そこから飛んで来る放射線を浴びること。
内部被曝:放射性物質を吸い込む、食べる、などにより体内に取り込み、体内に存在する放射性物質が発する放射線に被爆すること。
上記2つでは、当然後者の方が危険です。肺の中に入ってしまうと取り出すのは困難でしょうし、ストロンチウムなどはカルシウムの代わりに骨に取り込まれ、長期間に渡って存在する可能性もあります。また、通常は紙一枚程度で防げるα線などにも被爆することになります。


【低線量被爆にメリットがある限られたケース(ただし書き付き)】
例えば重度のアトピー性皮膚炎等、炎症が炎症を呼び止められないような場合、低線量被爆が役に立つ事があります。
こういった症例に放射線を照射する事により、一旦炎症を無理やり抑えこむのです。
これは、分裂が活発となっている炎症細胞の方が放射線のダメージを受けやすいという事もありますが、異常な細胞も正常な細胞もある程度破壊してしまう事により炎症は収まります。その後ステロイドや保湿剤により手当することにより、回復への転機とするものです。
皮膚病については医学では「限界線」という皮膚の奥へ侵入できないような放射線を使うので、「限界線療法」と呼びます。
ただし、限界線の照射により皮膚がんが発生したと疑われる事例が多発、恐らく現在これを実施する医師はいないのではないかと思います。
同様に、重度でなくとも炎症が本態である病気全てにおいて、低線量被爆により一時的に症状は軽快する可能性があります。
ただし、放射線により細胞を潰す事で症状を和らげるものですから、後年、被爆により何らかの不利益が発生する可能性があります。
これらが「低線量被曝はむしろ健康によい」という主張の根拠です。


【騒動を見ていて思ったこと】
低線量被曝は健康に良い派、悪い派、双方共に根拠が無い点が問題です。
根拠が無いので論争は延々と決着が付きません。
何かを他者に主張するのであれば、まずは自ら根拠を調べなくてはなりません。


【結論】
低線量被曝はむしろ健康によいという説は間違っています。
強いて言えば、特定の疾病の治療目的で敢えてそれを希望するのであれば被爆しても良いでしょうが、それは放射線療法と同様の荒療治である事は要注意です。
希望してもいないのに低線量とは言え被爆する事は良くありません。
被曝量はゼロに近いほど良いです。






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