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ミリテック1(?)は塩素系 by 代理店


これはもう塩素系ということで良いのでは?

【ミリテック1 MILITEC-1】
エンジンオイル添加剤としては比較的古くから存在し、高く評価するユーザーも多いです。
塩素系だ。いや塩素系ではない。など議論があります。
塩素系というのは金属表面を柔らかくして摩擦を下げるよろしくないタイプを指しています。


【塩素系と判断する理由】
ミリテック代理店であるアーステックさんのサイトでは、ミリテックの他にルブロイド(LUBROID)も販売しています。

ルブロイドの「TEST DATA」のページを見てみましょう。

2017年8月12日militec01

出典:アーステック、ルブロイドのTEST DATAページ

M1塩素系と書かれているのはどうみてもMILITEC-1のことではないでしょうか。
◯社と伏せ字のメーカーが付いていないのは自社取扱品だからではないかと推測します。
A社SZは恐らくSUPER ZOIL
B社ZEは何でしょう?どなたがピンと来た方は教えてください。

これらの項目はエンジンについての影響を示すものですので、当然ながら塩素フリー度が高い方が良いという意味であると判断します。
さて、MILITEC-1疑いの「M1塩素系」ですが、塩素フリー項目では最悪のデータとなっています。
代理店さんが塩素系ですと言っているわけですから塩素系、かつエンジンによろしくない意味と考えてよろしいのではないでしょうか。
当然ながら「M1塩素系」=「MILITEC-1」であると仮定した場合です。


【謳い文句の正しい解釈】
・ミリテック−1はNASAと米海軍が共同開発した
NASAや米軍は日々色々なものを開発しています。
これら組織が開発したからと言って良いものであるということにはなりません。開発したけども結局使わない技術というものは膨大です。
宇宙産業、軍事用という特殊な世界では、都度オーバーホール前提、短期間で良いから超高性能を発揮させる為のものもあるはずです。

・米海軍の原子力潜水艦のトラブル解決用に開発された
もしこれが本当なのであれば、その用途で開発したけども結局は採用されていないことを意味します。
原子力潜水艦とは兵器の中でも最高度の機密の塊であり、そこでトラブル解決の為に採用されている技術が漏れてくる事はあり得ません。

・NSN、ナショナルストックナンバー(米国官公庁での指定番号)を取得した
現在のNSNはアメリカだけではなくNATOと共通になっているはずですが、というのは余談としまして、
このNSNについては誤解が多いです。
NSNを取得しているから軍や官公庁に採用されたというわけではありません。
正しくは「採用しても差し支えない」という評価を受けリストに収載されたことを意味します。
腕時計などでもNSNを取得していると謳い、いかにも軍隊が採用しているかの如く販売しているケースがありますが、
その腕時計を軍用として使っても構わないというだけであって、実際には多くの兵士がカシオのGショックを身に着けています。


【塩素系ではないとするサイトについて】
ミリテックは塩素系ではないとしている販売サイトがあります。
さまざまな根拠を挙げていますが、共通するのは「科学的根拠が無い」ということです。
実際に金属に対する腐食性やシール等への悪影響をテストしたデータを提示しない限り、塩素系ではないと言えるわけがありません。単なる憶測や伝聞に過ぎません。
なお、これは全てのエンジンオイル添加剤についても言えることで、塩素系とされていないものについてもメーカーが言及していない場合は、テストしたデータの提示無く塩素系ではないと断言できません。






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