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遺伝子組換え食品のリスクを噛み砕き


具体的に何が問題なの?と聞かれたので。

【遺伝子組換えの種類】
大まかに、
・有用な遺伝子を組み換え・組み込み、その結果生じる「性質」を利用。
・有用な遺伝子を組み換え・組み込み、その結果生じる「物質」を利用。
などがあります。

性質を利用、で有名なのは、除草剤に耐性を有する農作物です。
畑に除草剤をばら撒けば、農作物は耐性を有するので枯れること無く、邪魔な雑草だけ排除可能です。


【リスク】
大まかに2種類です。
・遺伝子を組み換え・組み込みすることで、意図せぬ何らかの物質が生じる可能性がある。
・遺伝子を組み換え・組み込みした植物や細菌が環境破壊を引き起こす可能性がある。


【意図せぬ何らかの物質の事例】
確実には原因が判明しておりませんが、恐らくは遺伝子組換えが原因ではないか、とされる大規模な事件は過去に発生しています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/トリプトファン事件
日本のメーカーが製造したアミノ酸の一種であるトリプトファンのサプリメントの摂取により、死者38名、被害1,500件以上が発生しました。
結局のところ何が原因であったのか確定していないものの、疫学的には当該トリプトファンが原因であるとなっています。
この事件により海外で販売されているトリプトファンのサプリメントには「日本製ではない」と記載される不名誉な状況になっています。
余談ながら、国内の店舗にて「安心の日本製」としてトリプトファンのサプリメントを販売しているケースが見られますが、恐らく上記事件を知らない素人が運営しているものと推測します。

検査をすれば何らかの物質が混入している事が分かるのではないか?という声がありましたが、不純物の検査とはターゲットとなる物質が分かる状態で実施するものであり、何が存在するか全く不明な状況で有害な物質を探知することは非常に困難です。
唯一、目的とする物質の純度を極限まで高めるという手法でのみ不純物を排除していくことが可能となります。


【環境破壊の事例】
こちらは今のところ特に問題はないようです。
ただし、進化の仕組みはネオダーウィニズムという概念で語られており、遺伝子の突然変異は重要なファクターとなっています。遺伝子組換えの生物とは、人為的に突然変異を起こすようなものですので、何がどうなるのか分からないというリスクはあります。


【まとめ】
なんとも言えないというところです。迷ったら止めておく、というのも良いかもしれません。
消費者として選択する権利はありますので、加工食品などは裏面の表示を確認して選択しましょう。






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こんにちは。理系の技術屋です。
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