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蒸焼きスケルトン抵抗の作成法(回答)

Q可能か。
A可能。手間がかかるが別に難しくもないです。

Q作成法は分かるか。
A記載します。

Qその作成法による無酸素状態はどの程度なのか。
A研究室グレードです。

Q費用がかかるのではないか。
A大したことないです。特に沢山製造するのであれば1本あたりの単価は相当割安です。

Q箔抵抗で同様の事をしたらどうなるか。
A箔抵抗は金属の非常に薄いパターンにより構成されており、加熱によりそのパターンが短絡、抵抗値が変化する可能性がある。お勧めしません。

目的はよく分かりませんが、作成法を質問されましたので回答、ついでにここにメモです。
スケルトン抵抗は確か金田式で有名だったと思うので、それに似たものでしょうか。


用意するもの
・素体となる抵抗
・丈夫なガラス容器:栓がキッチリできるもの、作業のしやすさを考えると開口部が大きめで横に広い形状が望ましい。モノタロウさんで探しましょう。
・ガスパック:反応させると炭酸ガスを大放出する小物。
http://www.sugiyama-gen.co.jp/products/micro/p01_01.html
このような嫌気性菌を培養する為に多用するもので、よく探すと安いものもあります。
・金属製の細いワイヤー:加熱工程があるので、念の為にガスパックを排除する為に使用します。ギターの1弦で良いでしょう。
・スチールウール:上記ガスパックで容器内の酸素の大半を追い出せますが、極僅かに残存した可能性のある酸素をこれを使って酸化鉄として排除します。
・台:容器内で抵抗を載せる適当な台。熱に強い適当なもので良いです。植木鉢のかけらなどで充分です。(2016年7月12日訂正)熱が床面から伝わりやすい金属が良いです。
・焼肉用ホットプレート:温度の調整が容易なので、これで加熱します。もちろん普通のガス台+弱火でも大丈夫です。作業速度を優先する場合はガス台の方が良さそうです。


手技
・ホットプレートを用意。できれば換気扇が近い所、窓際などの風通しの良い所が望ましい。
・ガラス容器の中にスチールウールと、台に載せた抵抗を設置します。その際、スチールウールは熱が当たりやすい床面に広めにたっぷり伸ばしておきます。
・上記ガラス容器をホットプレートに載せます。
・細い金属ワイヤーをガスパックにくっつけます。引っ張りあげられるように緩く縛っておきましょう。
・ガスパック投入用意。
・容器の蓋を乗せる用意。
・ガスパック投入→容器の蓋を僅かにずらして乗せる
・ガスパックの反応が無くなってきたら釣りだし排除(この際、なるべく蓋を開け放たないように)→しっかり蓋をする。
・ホットプレート作動開始。残存した酸素は床面で抵抗より先に加熱されたスチールウールと反応し酸化鉄として排除される。
・そろそろよろしいかな?というのは見た目の炭化具合で判断しましょう。内部は外側よりも熱の伝導が遅いという点に注意です。

※待っている間に小腹が空いたら端っこのほうで焼き肉でもしましょう。しかしそこそこ時間がかかる事を考えると、じっくり玉葱を焼いてみるというのも捨てがたいです。
※素体となる抵抗については、そもそもが評価の良い・各々の好きなものを選択すると良いでしょう。
個人的なお勧めはPhilipsBCのMPR24(0.1%)、MRS25(1%)、MR30(1%)です。VishayBCの青いものではなくPhilipsBCの緑系のものです。
VishayBC青系の同型番はコストダウンで普通の単にハイスペックな抵抗に堕ちました。



2016年5月23日phmpr24

MPR24 by Philips BC



2016年5月23日phmrs25

MRS25 by Philips BC



2016年5月23日vishaympr24

MPR24 by Vishay BC(ハイ"カタログ"スペック、合理化により音質はPhilips時代より堕ち)



2016年5月23日vishaymrs25

MRS25 by Vishay BC(ハイ"カタログ"スペック、合理化により音質はPhilips時代より堕ち)



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