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新型インフルエンザ第二波への備え

(訂正 2016年11月23日)
(まめちしき)
(忘れられていそうなリスク)


【新型インフルエンザ第二波とは】
前回日本に上陸したのは「弱毒型」でした。
ここでは、第二波とは「強毒型」を指します。


【第一波=弱毒型インフルエンザ上陸】
既に忘れておられる方も多そうですが、厚労省の大臣が舛添氏だった頃です。
あの時に国を含めた行政が連呼していたのが「封じ込め」です。
結果はあの通り、全国に蔓延していきました。
自由主義国家に於いて、インフルエンザ原因ウイルスの封じ込めは不可能と考えます。
封じ込めが可能であればそれが理想ではあります。しかし困難すぎる理想よりも現実的にダメージコントロールの概念で対処すべきでした。ある程度の「犠牲者」を予測する事=半ば容認する事は行政としては難しいのかもしれません。
本来であればあれが強毒型上陸時の予行演習として最適だったのですが、浮かび上がった問題点を教訓として改善しているかどうかはご想像にお任せします、、お任せします、、、、


【行動計画・ガイドラインから抜け落ちている組織】
実はブログ主、某所にて弱毒型上陸以前に「上陸を確認と同時に自衛隊の協力を依頼する事」を提案して一蹴されております。これは当然ながら、強毒型を視野に入れての提案です。
ところが、どうも幹部の皆さんは自衛隊がお嫌いのようで(そんな発言がありました)薄ら笑いと共に、必要なのかどうか、の検討すらなく、警察に連絡すれば良い、と却下です。
しばしばパンデミックモノの海外映画では、早い段階で軍隊が出てきて物々しい雰囲気になっている事は多くの方がご存知と思います。
あれはただの演出などではなく、致死率・感染力が飛び抜けて高い感染症の流行に対処するには、軍隊又はそれに準ずる組織の動員が欠かせないので、そのストーリーを考えた際には当たり前に必要だから登場しています。
例えば、アメリカでは「連邦緊急事態管理庁(FEMA)」という組織があり、大規模災害等の緊急時には軍部隊に対する指揮権を掌握できるほど当たり前の考え方です。
軍隊とは、一定期間であればあらゆるサプライチェーン・インフラに依存せず、単独で活動ができ、自らへの被害を防ぎながら目的に向かって行動できる組織、です。対NBC兵器対策(核、生物、化学兵器対策)が可能ですから、感染症にも対応できますし、武力による威嚇・行使等による治安維持活動も可能です。
日本国内では自衛隊だけがこの能力を有します。


【警察では力不足な理由】
感染症に対する専門知識・装備が警察にはありません。神経ガスを製造していたオウム真理教に対する強制捜査の際に身に着けていた装備は自衛隊から借りたものです。
なお、この時に自衛隊の実働部隊では、万が一、警察だけで抑えられない場合は超法規的措置によりオウム真理教を武力制圧する態勢を整えていたという元自衛隊幹部の手記もあります(注)。
道具はこのように借りられますが、各員が脅威に対する知識を有するかどうか、という点は非常に大事でありながら借りることはできません。
また、恐らくは強毒型インフルエンザの蔓延が始まった頃には、警察官もそこそこの割合で感染してしまっていると考えます。
過去の歴史から、新型かつ強毒型インフルエンザでは、免疫力が強いヒトほどサイトカインストームという現象により死亡率が高くなります。警察官で言えば、最も現場で活躍するような若い世代が危険です。
つまり、この状況にあっては警察はむしろ援助を受ける立場になります。

(注)ブログ主はこれを非難するものではなく、国民の生命と財産を守るという当たり前のことすら超法規的にしか行動できない自衛官の苦悩とは、、と同情的です(法理的には許されません)。軍隊には当然存在するはずの軍法や交戦規定が自衛隊には存在しない事がこの状態を招いています。自衛隊成立以後、一般人が知ることになった自衛隊が超法規的行動を覚悟した=文民統制から自ら外れる覚悟をした、事態は他にベレンコ中尉亡命事件時に危惧されたソ連軍の北海道侵攻対処があります。憲法と現実の矛盾によるネジレは全て自衛官に押し付けられています。
万が一の国難に於いて、国家、行政が力なく対処不能に陥った際に、その指揮系統・文民統制を外れた自衛隊が颯爽と救助に現れる。これこそ「反自衛隊」の皆さんが嫌がる事態ではないでしょうか。その時誰がこの国を掌握するのかは、、国民の選択次第でしょうか。
ちなみに、ブログ主は先祖が島原の乱にて体制側に鎮圧されてしまっているくらい、素直に体制に従わない派、ではあります。


【警察権力が著しく低下すると】
当然ながら治安の面で不安が出てきます。
インフラの維持に係る民間人も被害が出るはずですので、例えば交通機関なども混乱するでしょう。
国内に多数潜伏しているとされる、外国工作員に依るサボタージュも発生するかもしれません。
食料が不足する市民にそれを援助する必要も出てくるかもしれません。


【個人での対策】
考え方として、何事も100%の対策を目指すと困難になります。これを持っておくと「まだマシ」という考え方で進めましょう。
・使い捨てマスクを備蓄。経年によりゴムが劣化し全く使えなくなる事があるので定期的にチェック、買い替えが必要です。
・食料の備蓄。「軍隊も使用~~」などの本格的なものもありますが、カロリーメイトとペットボトルの水で充分です。
・アセトアミノフェン製剤の備蓄。ドラッグストアで購入可能な商品名では「タイレノール」などが該当します。インフルエンザでの発熱時に服用可能な解熱剤はアセトアミノフェンだけです。他の解熱剤は脳炎を惹起する可能性があります。


【よだん】
ここはブログ主の妄想ひとりごとです(薬事法の絡み、実用上のリスクから、備蓄を勧めることはしません)。
行動する場合は全て自己責任です。
・インフルエンザ原因ウイルス感染後、すぐに飲まなければならないタミフルも備蓄していたらすぐに対応できます。病院へ行くべきだろうか・行ったものの混んでいて時間を要した、などごたごたしているうちにタミフルを飲む最高のタイミングを逃します(但し、異常行動発現の報告が複数あることから子供への投与は慎重を要します。)。
・なぜ効果があるのかいまいち不明ながら、アマンタジンがあればさらに原因ウイルスを抑え込めます。
なお、
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医薬品等輸入報告書(薬監証明)の発給を要せず個人輸入可能な医薬品等の数量について
厚生労働省医薬食品局
http://www.mhlw.go.jp/topics/0104/tp0401-1.html
「毒薬、劇薬又は処方せん薬: 用法用量からみて1ヶ月分以内」は合法的に個人輸入可能です。
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flu01.jpg

画像はスペイン風邪感染者の収容状況。
人類が初めて経験する新しい型のインフルエンザの世界的流行(1918〜1919年)。
感染者:5億人、死者:5,000万〜1億人。






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